【観賞魚・水草】小型水槽でノンフィルター管理に挑戦してみる。小型水槽物語パート①
皆さんは熱帯魚を飼ったことがありますでしょうか?
鑑賞魚とも言われますが、その美しさは観るものを魅了します。部屋のインテリアにもなりますしなにより癒しを与えてくれます。
しかし、「管理が大変そう」「水換えがめんどくさい」など始める事にハードルを高く感じている人も多いと思います。
今回は小型水槽の立ち上げを始めたのでそれを紹介していこうと思います。
普段は必ず使用するフィルター(ろ過機)を使わないノンフィルター管理に挑戦してみたのでよかったら見ていってください。
一応私は観賞魚の飼育を何年もやっていますのである程度の知識がある状態でお話しますが、ご理解ください。
水槽の基礎
一般的な考え方
水槽の立ち上げには最低限の器具が必要です。
- 水槽
- フィルター
- ヒーター
この3つは用意するのが基本です。
欲を言えば、照明や切替タイマー、水温計など言いだしたらキリがないですが大まかにこの3つがあれば問題なく飼育できるでしょう。
水槽:水や観賞魚を入れる透明な器です。素材はガラスとアクリルがあり1mを超える大型水槽はアクリル製が多いです。小さな水槽はガラス製が一般的です。
フィルター:水槽内の水をろ過するものです。ろ過機の中にはウールや炭などのろ材が入っており糞や餌などを物理的に取り、ろ材に定着したバクテリアによって汚れを分解する物です。
ヒーター:観賞魚の多くはアマゾン川などの熱帯雨林に生息しています。そのため水温が低くなる冬は必ずヒーターをつけないと全滅してしまいます。一日中エアコンで25℃位に温度管理されている部屋の場合ヒーターは不要です。
メインは水草か魚か
水槽の中で飼育する際、水草を植えて綺麗な水景を作ってそこを熱帯魚が泳ぎ回る光景は憧れますよね。しかし、どちらも欲張ると管理の難易度が爆上がりします。
水草を植えて水景を楽しみたいのか、熱帯魚を沢山または大きく育てたいのかで飼育方法が変わってきますので、どちらの方向性でやっていくのか事前に決めておく必要があります。
水草を頑張りたい人は、照明やCO2添加などお金がかなりかかるので覚悟して取り組みましょう。
水草メインの場合
水を汚す魚は出来るだけ小さい種類で少なくするのがベストです。立ち上げ初期は水草も安定しておらず水の浄化作用がまだ弱いです。魚が多いと浄化が追いつかず水質悪化がどんどん進行していきコケや病気で崩壊します。フィルターが安定してきたり水草が生き生き茂ってきたら少しずつ魚を増やしていけばいいでしょう。
魚メインの場合
床に砂を敷いたり余計な装飾を施さず、魚以外何も入れないベアタンクという方法で飼育するのが管理が楽でおすすめです。フンや食べ残しがひと目で分かるのですぐとってあげられたり、水換え時もガラス面を磨くだけでピカピカになるので常に綺麗な環境で魚を飼育できます。
ノンフィルター管理とは?
最低限必要な器具でフィルターを紹介しましたが、それを使用しないで管理をする方法です。
水のろ過が出来ない分、水草の浄化作用と人間手による管理が必要です。
なぜこのような事をしようと思ったかですが、実際にノンフィルターで管理をされている方が、
「水草を始めてみたい人の中に、フィルターやCO2添加に壁を感じてやめてしまう人がいる。そういった人の為にそれら無しでも水草水槽はできるよってのを伝えたかった」
とおっしゃっているのを聞いて私の事だと感じ、今回はノンフィルター水草水槽に挑戦してみます。
せっかくなので挑戦記風にして皆さんにも情報を拡散できたらと。
立ち上げ準備
おすすめの水槽サイズ
魚を飼う以上水質は常に汚れていきます。酸素は失われ排泄物で汚染され続けます。
実は水槽のサイズが大きければ大きい程、水の量も多くなり汚染の影響を受けにくい為、水質管理の難易度が下がります。しかし水換え作業は大変です。
小さい水槽は水の量が少ないので、汚染の影響をもろに受けやすく水質悪化のスピードが大きい水槽と比べて早いです。しかし水換え作業は楽です。
どちらを取るかは飼育者次第ですが、今回は手軽に始めやすい小型の水槽で挑戦してみようと思います。
今回使う物リスト
- 照明:カミハタ ヴォルテス 30W ホワイト
- タイマー:GEX プログラムタイマー
- ヒーター:冬季に購入予定
- 石:木化石
レイアウト考察
レイアウトには三角構図と凸型構図、凹型構図の3種類が基本です。
この構図を軸に石や水草の配置を考えていきます。
今回は横15cm、奥行15cm、高さ20cmなので、凹・凸型構図は困難な為、三角構図でいきたいと思います。
最後に
今回はここまでとなりますが、次回からは実際に水槽に手を加えながら作業している風景を出せたらと思います。
これがきっかけで水景作りに興味がわいてくれる人が現れると嬉しいです。
何度失敗しても大丈夫です!何回でもやり直してスキルを身につければ楽しくなりますよ。
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