【観賞魚・水草】ノンフィルター水槽・ミスト式管理に挑戦。小型水槽物語パート②
どうも、小型水槽でノンフィルター水槽にチャレンジ予定のテトです。
みなさんは前回のパートは見ていただけましたでしょうか。
まだの方はこちらから見れますのでどうぞ見ていってください。
前回では構図の選定まで進めていきました。
今回は実際に水槽を使って作業を進めていきたいと思います。
レイアウトを考える
この水槽は三角構図でレイアウトをすると前回決めました。
その構図に沿って石や水草を配置していきます。
っと、その前に水槽を立ち上げる時は必ず水槽を水洗いしましょう。洗剤を使うとその成分が若干残り魚に悪影響を及ぼします。
特にエビ類は薬剤にかなり敏感なので洗剤は使わないようにしましょう。
この汚れが一切付いていない新品の水槽ってほんとワクワクします。
これからどんな水景にしようかとか何飼おうかとか色々想像が膨らむ瞬間です。
レイアウト素材
今回はこの「木化石」という石を使っていこうと思います。
この石は文字通り木が長い年月をかけて化石となったものです。木化石はそこまで水質に影響しないので初心者でも扱いやすいです。
龍王石など、酸性の水に溶け出す石は、水をアルカリ性にしたり硬度を上げたりするので初心者は難しいと思います。
水質の変化は見た目では判断つかないので水草や魚に知らぬ間にダメージを追わせてしまっているかもしれません。
素材の特徴をあらかじめ調査しておきましょう。
石を配置していく
石には「顔」が存在します。綺麗な模様のことですね。
どの面が正面に来れば一番綺麗でカッコいいかを探してあげます。
今回は写真の石のように下から筋が上に走っているように置くことに決めました。
全ての石の向きを揃えるとレイアウトが綺麗にまとまります。
はじめの石を縦筋模様に置いたら、その他の石も縦筋模様になるように置きましょう。細かいところから差が出てきますよ。
石の配置と同時に砂を入れて固定したので一気に飛びましたが、このようなレイアウトに決まりました。
左が高く、右に行くにつれて低くなっています。小さい水槽なのでうまく三角構図になりませんでしたがまあぼちぼちでしょう。
手前の砂を低くして、奥に行くにつれ高く砂を盛ると奥行感が出て水景が広く見える効果があります。
横から見るとわかりやすいですね。
水草の植栽
今回植える水草は「ADA グロッソスティグマ」にしました。
このグロッソスティグマという水草は、上手に管理してあげると地面を覆い尽くし緑の絨毯を作り上げます。以前失敗したので今回リベンジもこめて頑張ります。
ちょっと枯れているが10%offだったのでまあ良しとしましょう。
植える前に霧吹きで砂全体を濡らしていきます。
全体が湿ってきたら植栽開始です。
水草は少しずつちぎってピンセットで砂に植え付けていきます。
小さい水槽なのですぐ終わりました。
この水草達が絨毯を作ってくれる事を期待して管理していきます。
管理方法
ミスト式管理
水草を植えたら霧吹きで水を吹きかけ全体を湿らせます。
そしてガラス蓋かサランラップで密封します。こうすることで湿気が外へ逃げず水槽内が多湿状態になります。
水は張りません。毎日霧吹きで湿らす程度です。密封されているため水草が乾燥せずに成長してくれます。
そこに光を長時間当て続けて水草の成長を待ちます。
- 水換えがいらない
- コケの発生を防止できる
- 砂(ソイル)が崩れにくい
- カビに怯える日々
- 温度管理が室温頼り
まあ正直絨毯を作りたければミスト式一択と言われる位、メリットの効果が大きいです。
水槽の立ち上げ初期は本当に安定しません。ソイルからアンモニアが出たり、バクテリアもまだ定着していないのでろ過も追いつかない。水を張るとほぼ毎日水換えしなければコケに侵食されます。
それと、ソイルが崩れないのが大きいですね。せっかくレイアウトしたのに水を入れた瞬間崩れて台無しになったりします。水草がある程度育つと、根っこを這ってソイルを固定してくれますから、注水しても崩れたりしない可能性が高いです。
みなさんも緑の絨毯を作りたかったらミスト式で管理しましょう。
- 霧吹き:1日2回(朝と夕)
- 水:水道水
- 換気:1日2回(霧吹き後10分間)
- ライト点灯時間:12時~22時の10時間
最後に
こちらが初日の写真です。
これがどのように変わっていくか次は一週間後にまた写真をお見せできればと思います。
お願い…綺麗に育ってくれ…切実に。
初のミスト式なので勝手がわからないが注意深く観察しようと思います。
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