【ダイエット中】お酒がやめられない人がとるべき行動とは
「ダイエットを頑張りたいけどお酒がやめられない」といったお悩みを沢山聞きます。
一般的にダイエット中のお酒は悪と考えている人も多いですね。
しかしお酒が全くいけないということではないのです。実際にお酒を飲みながらダイエットを成功させている人は沢山います。
そこで本記事では、ダイエットとお酒を両立させるために何をすればいいのかをお話させていただきます。
ダイエット中でも飲めるお酒
ダイエット中でも気をつけさえすれば飲めるものもあります。
アルコールにもカロリーが存在します。アルコール以外のカロリーは出来る限り摂らないようにするためには以下の物がおすすめです。
ダイエット中でも飲めるお酒:ウィスキー
ウィスキーは蒸留酒で、基本的にダイエット中は蒸留酒をメインに飲むと余計なカロリーを摂らなくて良いです。
蒸留酒は、糖質などの栄養素がなくアルコールのカロリーだけになります。
ウィスキーの方がビールよりもカロリーが高いですよ?
それなのにウィスキーをおすすめするのには理由があり、それは「飲む量」に関係してきます。例えばビール100mlというと350mlの缶1つにも満たないです。対してウィスキーの100mlというと割と多いですね。
またウィスキーは何かで割って飲むことも多いので、実際の量はもっと少なくなります。仮にウィスキーをストレートで飲む時の量は、大体60ml程で、そのカロリーは約140kcalです。
ビールの場合500mlの缶1本のカロリーは200kcalなので、圧倒的に飲む量で考えるとウィスキーの方がカロリーが低くなります。炭酸水で割って飲めるハイボールが水も一緒に飲めて体には一番優しいでしょう。
バスカーは2000円台で買えるウィスキーですがとても美味しかったです。ハイボールで飲むのがおすすめです!
ダイエット中でも飲めるお酒:焼酎
焼酎もウィスキーと同様蒸留酒です。
焼酎はウィスキーほどアルコール度数が高くないのでその分カロリーが低いですが、飲みやすいという点から量が多くなりがちです。
ですがソーダ割や水割などでかさ増しすることで焼酎自体の量をコントロールできる点はとても優秀です。同時に水も飲むことができるので体に優しいと言えるでしょう。
もちろん焼酎は糖質が入っていませんので、アルコールのみのカロリーとなります。
芋や麦などの原材料によるカロリーの変化はないので、お好みの焼酎を楽しみましょう。
私は昔から安定の黒霧島が好きなので、焼酎を飲む際はこればかり飲んでいます。
ダイエット中でも飲めるお酒:糖類0系缶チューハイ
ダイエット中でも意外と飲めるのが糖類0の缶チューハイです。
缶のどこかに糖類0と書かれている物が対象ですが、糖類0=糖質0という訳ではないのでそこだけが唯一注意するところでしょうか。
アルコール度数9%の物はひとつで十分満足感があるので、コスト面やダイエットの面でも割と助かります。
カロリーも缶の側面に記載されているので計算がしやすいのもいいポイントですね。
私のおすすめは、氷結の無糖レモンやストロングゼロ系のものです。どれも糖類0糖質0なのでダイエット中でも飲めます。普通の氷結は糖類が入っているので間違えないようにしてください。
缶チューハイを買うときのポイントは、必ず栄養成分表示を確認してから買いましょう。そこで糖質の欄が0gとなっているかいないかで買うものを選びます。
カクテル系は基本的に砂糖が沢山入っているので控えましょう。
ダイエット中は控えたいお酒
ダイエット中にどうしてもお酒が飲みたい時は、アルコール以外のカロリーを摂らないように気をつけましょうといいましたが、どんなお酒に余計なカロリーが含まれているのでしょうか。
ダイエット中は控えたいお酒:生ビール
暑い季節、仕事終わりや運動後のビールは格別に美味しいですね。
しかし、ビールはアルコールの他に糖質やプリン体も含まれています。糖質にももちろんカロリーは存在するので控えたほうが良いでしょう。
それにビールの良くないところが、次々と飲んでしまうところです。ビールが好きな人は一口が多くのどごしを感じるためにどんどん飲み進めます。結果飲む量が沢山になってその分カロリーを摂ってしまう事に繋がります。
どうしてもビールが飲みたい時は、糖質0のものがあるのでそれらで代用しましょう。ダイエットは小さい積み重ねが大切です。
ダイエット中は控えたいお酒:日本酒
日本酒の原料はお米ですからもちろん糖質が含まれます。
ただ、日本酒もウイスキーや焼酎などと同様、ガブガブ飲むものではないので飲む量さえ気をつければ絶対に飲んではいけないという訳ではありません。
例えば、熱燗にするとちびちび飲めますし、アルコールは体温に近いほど吸収が早くなる為少量でも酔いやすいといった特徴があります。
また、喉が渇いたら「和らぎ水」を飲んで潤し日本酒はお口直し程度に飲むなど工夫はできます。和らぎ水とは、ウィスキーを飲む時に出されるチェイサーのようなものです。
水を飲むことで、日本酒の量を控えめにできるのでどうしても日本酒が飲みたい時は工夫して飲みましょう。
熱燗におすすめな日本酒は、広島県の西条より「亀齢」です。辛口で冷でも燗でも人気が高い日本酒となっています。
ダイエット中は控えたいお酒:果実酒
果実酒は様々で、ワインもその一種です。ただワインは発酵の工程でぶどうに含まれる糖分を酵母が使い切っている為、ぶどう本来の糖分はなくなっています。
なのでワインは比較的糖質が少ない部類になりますが、氷砂糖でつける梅酒や果実酒は言わずもがな糖質が沢山入っているので控えたほうがいいです。
砂糖水を飲むのと同様なのでダイエット中に飲めないのは流石にわかるかと思います。
今や缶チューハイで糖質0のものは多いのでそちらを飲むようにしましょう。
ダイエット中はお酒にひと工夫を
これまで紹介してきた物は、絶対に飲んではいけないということで紹介しました。
工夫次第で楽しむこともできますので、飲めないストレスを抱えるよりも量に気をつけながら発散するのも大切だと思います。
代用できる物は代用する
先程のビールを例にすると、糖質0の物を選択するということでした。似たような物で代用できるならした方がもっとお酒を楽しめるかもしれませんね。
ひとつの案として、
- 糖質0のビールと、ノンアルコールビールを交互に飲む
- ゼロコーラで、コークハイにする
そんな事して何が楽しいの?と言われるかもしれませんがダイエット中ということを忘れないようにしましょう。
本当は飲まないほうがいいのですが、あくまでダイエット中にお酒とどう向き合うのかをここではお話をしています。
飲む量を減らす
基本的なことですが、飲む量を減らすことがカロリーカットに直結します。例えば、ウィスキーもあえてストレートで飲むことでガブガブ飲むことを防いだり、チェイサーを挟むことで量を減らす事ができます。
日本酒でいうと熱燗にして少量で酔いやすくしたり色々やれることはあります。
私がよくやっていたのは、コークハイを作るときウィスキーとゼロコーラで2:8の割合で作りますが、ウィスキーをさらに水で半分に割って1:1:8でコークハイを作っていました。
多少味は薄くなるかもしれませんがコーラの割がそもそも多いので全然気になりませんでした。
工夫次第でお酒とダイエットは両立することが可能です。
ダイエット中にお酒を楽しむ注意点
先程も言いましたが、ダイエット中ということは前提にしなければいけません。
お酒を飲む際も、ただ漠然と飲むのではなく「自分は今ダイエット中だが、このお酒はストレス発散の為に飲むのだ」ときちんと理由を思い浮かべて向き合いましょう。
お酒のカロリーはきちんと把握する
飲む物のカロリーをメモしろとは言いませんが、缶なら側面にカロリーが書いていますし、ウィスキーや焼酎なら調べれば出てきます。
ただ勢いに任せて飲むのではなく、しっかりと目の前のカロリーと向き合いながら飲みましょう。
お酒の合間に水を飲む
これはかなり大事で、酔いが酷くなると我を忘れてどんどん飲み進めてしまいがちです。自我が崩壊する程酔わないように合間に水を沢山飲みながらお酒を飲みましょう。
こうすることで脱水症状にもなりにくくなります。トイレが近くなるのでアルコールを排出する機会も増えますから悪酔いせずに済みます。
かなり効果的なので外で飲む際は試してみてください。
一緒に食べる物は特に注意
もちろん食べ物からもカロリーを摂取しているので気をつけなければいけません。
晩酌は楽しいですが、お酒の分のカロリーを差し引いて食べるものを選ばないとすぐにオーバーカロリーとなります。
お酒と両立してダイエットを成功させた人は、食べ物からのカロリーをとにかく削っていました。そこまで徹底してはじめてダイエットとお酒が両立できるので、一緒に食べるものには十分注意しましょう。
シメにラーメンとか絶対にやめてくださいね…
ダイエット中でも程よくお酒を楽しもう
必ずしもお酒がダメではないとわかっていただけたかと思います。
肝心な事は、
- アルコールにもカロリーがあること
- 食べ物とお酒のトータルで考えること
- お酒を飲む量を減らす工夫は絶えずすること
- お酒を飲みたければ食べ物を減らすこと
これらのことを十分に注意してダイエットとお酒を両立していきましょう。
ダイエットやカロリーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
ダイエットの基礎知識を沢山詰め込んでいますのできっとお役に立てると思います。