お腹周りに脂肪が付くのはなぜ?原因が分かれば対策もできる!
こんな悩みや疑問がある方は、最後まで読んでいただけると論文や解剖学を元にした、お腹周りの脂肪やぽっこりお腹についての情報を見ることができます。
原因がきちんと理解出来れば上記の問題も解決できるでしょう。また正しい知識を身に付ければ今後は自身で対策を立てることもできるようになります。
お腹周りの脂肪が目立つ理由
皮下脂肪と内蔵脂肪のW脂肪
皮下脂肪とは皮膚の下にある皮下組織に蓄積する脂肪です。これは全身につくものですがその量は一定ではなくお腹から下半身にかけて集中してつきます。
食事などで摂取したカロリーが全て消費されず残ってしまった栄養素は脂肪として体内に蓄えられます。その内内蔵に蓄積されたものを内蔵脂肪といいます。
内蔵はお腹の中に収まっているので、そこに付いた内蔵脂肪と皮下脂肪が重なりお腹周りの体脂肪が目立ちやすいという事になります。
内蔵の位置がズレる
内蔵が元の位置よりも下がってくることで下腹が出ているような体型に見えることがあります。
これは体脂肪とは関係無いので痩せているのにお腹だけ出てしまうという方はこれに該当します。
脂肪の付く先はお腹がほとんど
人間の体は飢餓状態になった時、体の脂肪を使ってエネルギーを作り出します。その為に体脂肪は付くので生存本能として脂肪が付くのは間違ってはいないということになります。
なぜお腹周りかと言うと活動する上でお腹に脂肪がついても大して生活に影響しないからです。真っ先に手足に脂肪がついていたら活動しにくいですからね。
部分痩せは不可能?
古くからの論文によると部分痩せというのは不可能という研究結果が出ています。しかし最近の研究によると部分痩せは可能ではないかと言われています。
また、研究対象者に片足だけのトレーニングを継続させ、後に体脂肪率を計測した所、トレーニングをした足の方が体脂肪率が少なくなっていたという研究結果も出ています。
この例はほんの一部で、最近の研究結果では部分痩せはできる可能性が高いと言われています。
お腹周りに脂肪が付く原因
お腹の脂肪が目立つ理由をお話しましたが、ここからはなぜ脂肪がつくのか、その原因についてお話していきます。
ストレスとお腹の脂肪の関係性
人はストレスを感じるとコルチゾールというホルモンを分泌します。このコルチゾールはお腹に脂肪を溜め込む性質があります。
年齢が若いうちはその影響を受け難いのですが、30歳半ばを超えてくると影響を受けやすくなります。ストレスを抱えている中年の方に肥満が多いのはこれが原因となっています。
筋肉の衰えで内蔵の位置が変わる
内蔵を支えている「腹横筋」という筋肉が衰える事で内臓の位置が下がります。これが俗に言うポッコリお腹の原因です。
体脂肪とは関係ありませんが、いくら痩せてもお腹だけ出ていると悩んでいる方にもこのお話は有効なのでここに入れました。
後に腹横筋の鍛え方や血流のお話も出てきます。
運動不足による血流鈍化
血流が悪くなると体脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。よく動かす部分は血流がよく体脂肪の分解も行われやすいというわけですね。
お腹周りというのは、なかなか動きません。ここでの動くという事は、お腹の筋肉や皮膚が伸びたり縮んだりする事を意味します。
普段の生活ではお腹を動かすという動作はあまりしませんから、どうしてもそこに脂肪が集中してしまいます。お腹に脂肪をつけない為にも普段からお腹を動かす意識が必要かもしれません。
具体的な対策案
原因に対して確実な対策を打ちます。その前にもう一度原因を整理します。
これらの原因を改善できるように意識して対策を打ちましょう。
食事管理は基本中の基本
摂取カロリーが消費カロリーより多いと何をやっても体脂肪は付きます。せっかくの対策や努力が無駄にならないよう食事管理は基本中の基本です。
食べる物を制限するわけではありません。
消費カロリー以内であれば食べ物を選択するのは個人の自由です。ただし少しでも超えると超えた分は体脂肪に変わると理解して選択しましょう。
カロリーについて詳しく書いた記事もあります。そちらも合わせてご覧下さい。
ストレスを貯めない
お仕事の関係上ストレスを一切感じないようにするなんて不可能ですね。
ですが、ストレスをコントロールするのも大切な自己管理だと思います。
会社がストレスの原因なら転職をしたり、人間関係ならその人とあまり関わらないようにするなど自分の行動次第で変われる事もあります。
または会社で同じ意識を持った仲間を見つけるのもストレス緩和に繋がります。ダイエットを目的とした仲間や、趣味での繋がり、嫌いな上司が同じなど様々なところで意気投合すればそれだけでガス抜きになります。
ストレスは自分から回避していきましょう。無理に立ち向かうなんて今の時代、得策とは言えません。
お腹を動かして血流を改善する
お腹を動かす運動をすることで血流を改善し体脂肪を燃焼しやすくしましょう。
血流をよくするには沢山動かす意識が大切です。例えばプランクのようにじっとしているトレーニング方法よりも、しっかり筋肉の伸び縮みがあるクランチやレッグレイズの方が効果的です。
また1セットの回数は少ないよりも多い方が血流に対してより刺激する事ができます。
なるべく負荷の強くないエクササイズを高回数こなす事で血流が良くなり体脂肪の燃焼が促進されます。
対策効果を上げる方法
対策の効果をもっと上げるには、対策した理由を追求し根本から改善する事で可能になります。
例えばこれから話す内容で言うと、
これが根本改善です。
根本を改善することで対策の効果をさらに上げ効率的に進めていきましょう。
有酸素運動で消費カロリーを増やす
有酸素運動は脂肪燃焼にとても効果的です。普段の生活でも階段を使ったり、遠回りで歩いて帰るだけでも消費カロリーは変わってきます。
日常の中で意識を少し変えるだけで効果的なダイエットにつながります。
有酸素運動の目安は、1時間以上はやりすぎなのでそれ以内で終わるようにしましょう。
ジムにある「クロストレーナー」という有酸素マシンは動作の過程で体をヒネるので、有酸素運動をしながらお腹周りの血流改善に効果的です。
趣味や熱中出来る事を見つける
転職など大掛かりなことが難しければ、抱えているストレスをいかに少なくする方法を見つけましょう。
趣味や熱中出来るものはストレスを忘れさせてくれます。特にそれが楽しいものなら尚更心の安らぎになるでしょう。
お子さんと出来る事や仲間と一緒に出来るもの方がより効果的です。
さらにアウトドアな趣味になると、登山やピクニックなど勝手にカロリーが消費されていきますからダイエット効果をさらに上げてくれます。
ストレスを緩和しながら脂肪も燃焼させましょう。
私個人的におすすめな趣味はやはり筋トレになります。重量が増える度、変わっていく体を見る度に達成感を感じます。またトレーニングに集中している間は嫌なことを忘れます。
一時でもストレスを忘れるとかなり心が安定します。
お腹が動くような筋トレをする
ジムに行っている方は、座って腹筋を鍛えるマシンで負荷を軽めにして高回数するのがおすすめです。負荷を自分で調整出来るので高回数をする種目に向いています。
自宅ではボールクランチと言って、エクササイズボールに仰向けになりしっかりお腹を伸ばした状態から上体起こし(腹筋運動)をするのがおすすめです。通常のエクササイズよりもしっかりと腹筋を伸ばすことが出来るので効果的です。
これらのトレーニングは腹直筋や腹斜筋など表に出てくる筋肉を主に鍛えることができます。
しかし、内蔵を支える「腹横筋」というインナーマッスルは少し違った鍛え方でないといけません。
その方法はドローインと言って、お腹を思いっきりヘコませその状態を10秒キープさせ少し休み繰り返しヘコませキープすると言うトレーニング方法です。
これにより腹横筋が鍛えられ内蔵を支える力が戻ってきて、ポッコリお腹が改善されます。
待ち時間など空いた時間で出来るので、思い出した時に常にやるように心がけましょう。
まとめ
今回はお腹周りに脂肪が付くのはなぜ?というお話をさせていただきました。
これらが原因でお腹周りに脂肪が付きやすくなってしまします。
対策を簡単にまとめると、ストレス管理と食事管理をきちんとしてお腹周りが動くエクササイズをしようというのが基本です。
そこから効果を上げるために有酸素運動だったり筋トレをご自身のペースで追加していけばいいと思います。
仕事でストレスを抱えている方は転職をするのが最も効果的です。
【非公開求人多数】まずは無料会員登録アクシスコンサルティング同じ趣味の仲間を見つけ熱中するのもストレス緩和に効果的です。
気軽に同じ趣味の仲間を見つけるSincerely yours[18禁]ここまで見てくださってわかるかと思いますが、簡単に痩せる方法はありません。
何事も始めることが成功の近道です。始めずに無理無駄と諦めるのではなく、まずチャレンジするところからスタートしましょう。