24時間ジムで気をつけたいマナー12選!紳士トレーニーになろう
ジムに通うことを決意したあなたはとても素晴らしい選択をしました。しかし不安に思っている事はないですか?例えば、
- ジムって怖いところだよね…
- 上級者に絡まれたら嫌だな…
- 最低限のマナーは知っておきたい
など、不安要素は沢山ありますね。でも安心してください。
ジムという場所は、マナーが良い人にはとても優しい場所です。
なのでこの記事で最低限のマナーを勉強して実践すれば、トラブルに巻き込まれる事はありませんし常連さんやスタッフさんと仲良くなれて居心地が良い場所になります。
「紳士トレーニー」になって素晴らしいジムライフを送りましょう。
24時間ジムという場所
24時間ジムってどんな場所?
皆さんはジムというとどういう場所を想像しますでしょうか。
ジムといえど種類は様々です。トレーニングジムや、ボクシングジム。ヨガ専門やピラティススタジオなどありますが、今回は24時間トレーニングジムについてお話します。
24時間ジムのいい所は、やはりその利便性にあります。朝だろうと夜中だろうと自分の行きたい時間に自由にトレーニングが出来るということにあります。
しかしながら何もかも自由にしていい訳ではありません。ジムに通う人達はお客さんではありますが、器具を貸してもらっている人でもあります。
そしてそこには当然マナーやルールも存在します。ジムという場所は皆で気持ちよくトレーニングを行えるよう皆でその環境を保持する少し特殊な場所です。
客だけど神様ではない
元々トレーニングやジムは国外から取り入れた文化ですから、日本特有のお客様は神様なんてものは通用しないと私は思っています。
「郷に入っては郷に従え」という言葉があるようにその場所のマナーに背く行為には気をつけましょう。
なぜ今回24時間ジムを選定したのかというと、スタッフがいる時間といない時間で少しジム内の様子が変わってしまいがちだからです。
スタッフがいる時間は大体日中ですね。スタッフがいればマナー違反をしていた場合直接注意されます。
しかし、スタッフがいない時間は注意してくれる人がいませんから、気づかずにマナー違反をやっている可能性があり、客同士でのトラブルになったりします。
ですので今回の記事を読むことで、ジムでのマナーを覚えトラブルを回避しましょう。
そうする事で会員様全員で気持ちよくトレーニングに励むことができます。
24時間ジムで気をつけたいマナー12選
気をつけたいマナーの解説
セーフティーバーやカラーを付けない
重要度:★★★★★
これは必ず守りましょう!というか守ってください。
セーフティーバーとは、ラックの横にあるバーや棒の事で自分を守ってくれる物です。
これをしていないともしバーベルを上げきれなかった時下敷きになるのはあなたです。
実際にこれのセットを怠って命に関わる事故になったケースもあります。
していないのがカッコイイとか思ったら大間違いです。全然カッコよくありません。ウォーミングアップの段階から必ずセットしましょう。
カラーとは、バーベルに付けたプレートをズレないようにとめる物です。
これも安全面において大切なので必ず付けて下さい。
付けないとプレートがズレ落ち、周りの人に当てて怪我をさせたり最悪なケースも考えられます。
たまに付けずにイキっている人がいますからそんな人には近寄らないようにしましょう。
周りを見ずに歩いたりトレーニングをする
重要度:★★★★☆
これも安全面で気をつけるべき事なので重要度が高いです。
ジムでは人が簡単に怪我をする重さのダンベルやプレートを扱います。
それらを使ってトレーニングをしている人にぶつかったり、または自分が周りを確認せず振り回したりして他人にぶつけたりしたら事故に繋がります。
必ず周囲の安全を確認して行動しましょう。
靴を脱いでトレーニングをする
重要度:★★☆☆☆
これは少し微妙で、ジムのハウスルールによって異なります。
元々靴を脱いでトレーニングをする事自体ダメなジムもあれば、足をベンチ台に上げる時脱がないといけないジムもあります。通っているジムのルールを聞いて従いましょう。
それ以外に、単純に足にダンベルを落とすと骨折する可能性もあるので危険なので気をつけましょう。
プレートを片付けない
重要度:★★★☆☆
単純にウザいです。
バーベルやマシンに付けたプレートを片付けずにその場を離れる人がいます。
これをされると使いたいのに使えない難民が出るのと、他人が使ったプレートを片付けてあげないといけないので本当にやめてください。
例えば重たいプレートをつけたままにして、その後女性がそのプレートを戻せなかったらどう思いますか?紳士になりましょう。
ダンベルを所定の位置に戻さない
重要度:★★★☆☆
これもウザいです。
ダンベルは大体左から順に重くなっていく配置なので、置き場所が間違っていると次の人が本来持てない物で挑戦する可能性があり怪我に繋がります。
ちなみに海外のジムではダンベルの置き場が無法地帯らしくバラバラなのですが、ここは日本ですからそれがカッコイイとか思わず素直に定位置に戻しましょう。
ダンベルを足で踏んだり転がす
重要度:★★☆☆☆
これはマナーというかモラルの話ですね。
ダンベルは手で持つ物です。それを足で踏んだり蹴ったりしていたら周りがどう見るでしょうか。
そんな事をする人には筋肉の神様はきっと手を差し伸べてはくれません。
みんなで使うものですからモラルを持ち丁寧に扱いましょう。
使った物を拭かない
重要度:★★★★☆
これは本当によくいます。なぜなんでしょう。入会の時に説明を受けているはずですよね?
そもそも使って汗とか付いたまま放っておける事自体が私には理解できません。
感染症の観点から最近ではジム内に張り紙がしてあったり見張りも強化されましたが、それでも守らない人がいます。
本当に他人の汗が嫌な人もいますから、必ず守りましょう。
スマホを操作したり通話をする
重要度:★★☆☆☆
これに関しては少しグレーですね。
例えば、ジムの隅やフロント付近での操作や通話は大丈夫なのですが、インターバル中やマシンに座ったまま、ベンチ台に荷物を置いたままなど何かを占領した状態で長時間、操作や通話をしてはいけません。
聴いている音楽を変えたりメモをとったりなど少しで終わるなら構いませんが、ゲームをしたりずっと操作をしているとあまり印象がよくありません。
次に使いたい人が困ったり、最悪他の会員さんに怒られるケースもあります。
ダンベルを投げて置く
重要度:★★★☆☆
よく海外のトレーニング動画でやっているのを見ますが、海外と日本の文化では他人に与える印象が全然違います。
海外では自分は自分、他人は他人といった感じで他人にそこまで干渉しないですが、日本ではその行為が他人に威圧感を与えたり攻撃的に見えたりします。勿論海外でも度が過ぎるとトラブルになったりしますよ。
それに、投げて置くとダンベル自体が壊れたり床が傷付いたり故障の原因にもなります。床を伝って振動が来るので気になる人はとても気になります。皆で使用するものなので丁寧に扱いましょう。
マシンの音をガチャガチャたてたり、大声で会話をする
重要度:★★★★☆
一括りに音問題です。
マシンの音がなるのは、重り部分がぶつかっている音や本体の接触部分がぶつかっている音です。
故障の原因にもなりますから気をつけましょう。
マシンはとても高価です。自分の持っている高価な物を荒々しく扱われたら心配ですし気分良くないですよね。
大声で会話もやはり周りへの配慮が大切です。トレーニングに集中している人もいます。マシンの音や大声で他人の邪魔をしないように気をつけましょう。
マシンの掛け持ちや、ダンベルを複数セット独占する
トレーニングには、スーパーセットやドロップセットと言われるものがあります。
このセット法自体は何も問題はなく効率的でいいのですが、問題はそれをするのに複数のマシンを独占することに問題があります。
一つのマシンやバーベルなどで完結するのであれば問題ありませんが、二つのマシンを交互に使用して独占するのはマナー違反です。
ダンベルも同様、ドロップセットと言って限界がきたらダンベルを変えて重さを下げて再開、また限界がきたら重さを下げて再開と、一回のセットでいくつもダンベルを独占してはいけません。必ず持ち替えるときは置き場に戻して拭いてからにしましょう。
たまに足元に何本もダンベルを用意してスタッフに即注意されている人がいますが、片付けている時とても恥ずかしそうですよ。
マシンもダンベルもですが、人が少なければやってもいいじゃんという声もあります。しかし少ないからといってそれを見た初心者さんが真似をしてどんどん広まれば、あなたが窮屈になりますよ。因果応報というやつですね。
ストレッチエリアで寝たり、スマホを操作しながらゴロゴロする
重要度:★★★☆☆
これは他人の邪魔になるのでやめましょう。
以前通っていたジムが大学の横にあって勿論大学生が多かったんです。昼はスタッフがいますから大丈夫なのですが、夜中は無法地帯でした。ストレッチエリアで何人も寝転がって談笑していたり、スマホゲームをしたり大変でした。その横を縫って歩いてストレッチしますがまあ気分は良くないですよ。
今行っているジムは、ストレッチエリアで横になって読書をしている人もいました。大人の人でした。いい歳して流石にそれは無いよ、家帰って読んでくれと思いましたね。
24時間ジムでマナー違反を見つけた時の対処法
絶対に自分で注意してはダメ!
全てのパターンに言えるのは、必ず直接注意をするのはやめましょう。
いくら自分に正義感があり正しいと思っても、トラブルに自分から突っ込んでいくのは得策ではありません。スタッフに伝えるだけで済むのでそちらを選択しましょう。
または自分が思い過ごしているパターンもあります。他人のやっている行動で自分の中ではNGとなっていても、世間やジムのハウスルールではそれくらいは許容範囲なのでOKというパターンです。
毎回マシンを拭かないなど明らかにマナー違反な場合はわかりやすいのですが、音などは判断が難しいですよね。そんな時は、スタッフに「これくらいの音は大丈夫ですか?」など聞いてみたりしてもいいと思います。それがきっかけでスタッフと話が出来るようになり居心地が良くなるケースもまれじゃないです。
深夜の場合は、スタッフがいませんから伝える人がいません。なので10分以上マシンに戻ってこなかったりプレートが付きっぱなしの時は大人しく自分で外したり拭いたりして事を荒立てない事も大切です。最悪そのマシンを諦めて別の種目でトレーニングをする事も違った刺激でいいですよ。
後日スタッフに伝えるか、日中電話で伝える方法をとりましょう。
スタッフと情報を共有する
スタッフも一日中監視している訳ではありません。なので何が起こっているか把握出来ない事もあります。なのでトレーニングエリアで起こっている事を伝えてあげるのもいいジムを保つポイントです。
例えば自分が使おうとしていないマシンにプレートが付いたままになっている。そこに荷物も無ければ何分も戻ってこない。関係ないのは確かに関係ないのですが、一応そんな時はスタッフが近くを通ったらでいいので「これずっと付いたままです」と教えてあげましょう。
するとスタッフの間でカメラによる調査が入り誰かを特定してまた同じことをしないかどうか様子を見てくれるようになるので次からは自分で知らせなくても良くなります。
こうしてジムの秩序をスタッフと会員で作り上げていくのです。あくまでもジムが良い雰囲気作りに協力してくれる大手ならの話になりますが。幸い私の通うジムは割とルールに厳しいので秩序が保たれています。
24時間ジムでのマナーまとめ
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
今回書かせていただいたマナーやルールは少し多いですがこれだけ守っておけばまずトラブルに巻き込まれる事はないでしょう。
会員全員で良い環境を作り、気持ちよくトレーニングが出来るようになればきっと成果もついてくるはずです。
もし24時間ジムが居心地悪かったり、行きづらかったら完全個室のパーソナルジムという選択肢もあります。
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あなたのジムライフを応援と共に祝福します。
「おめでとうございます。ようこそこちらの世界へ。」
それでは良い一日を!