ビタミンAの4つの事【抗感染症ビタミン】

ビタミンAとは
ビタミンAとは脂溶性ビタミンの一種で、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりしてくれます。暗いところでの視力を保つにはビタミンAが必要です。
抗感染症ビタミンともいわれ、最近では、上皮細胞で発ガン物質の効果を軽減するとも言われています。
ビタミンAのほとんどは肝臓に蓄えられ、血液によって体内をめぐります。ビタミンAは体内で合成できないので外から食事などで摂取する必要があります。
推薦摂取量は、成人で約900μg/日です。妊娠中は通常と同じ量でいいですが、授乳中は少し多めに摂ることが推薦されています。
ビタミンAは肝臓に溜め込まれるので、過剰摂取をした場合健康被害を起こす可能性があります。サプリメントでの過剰摂取はおすすめできません。摂取量には上限が設定されていて、一度に2700μg以上摂取するのは控えたほうがいいでしょう。
ただ必ずしも健康被害が発生するわけではないので、めまいや吐き気がしたら控える程度で大丈夫です。
ビタミンAが足りないとどうなるか
ビタミンAが不足すると、暗いところで物が見えにくくなったり、皮膚や粘膜が乾燥・角質化します。
小児の場合成長が停止する場合もあります。
動物性食品を食べていれば不足することはありませんが、植物性食品を中心的に食べていた時代の日本ではビタミンAの欠乏症がしばしばみられていました。
ビタミンAを多く含む食材
主に動物性食品に多く含まれます。ビタミンを多く含む食材の代表がレバーですが、食べられない方もいますね。そういった方はうなぎやホタルイカなどの魚介類も豊富にビタミンAを含んでいます。
レバーは大量にビタミンAを含んでいます。過剰摂取にならないよう量を調整して食べましょう。
ビタミンAのおすすめサプリメント
ビタミンAを摂取するには上限を気にしなくてはいけません。通常の食事からも摂取すると考えた時ビタミンAの含有量が控えめの物が調整しやすくていいと思います。