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ビタミンB1の4つの事【不足は脚気の原因】

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ビタミンB1とは

ビタミンB1は水溶性ビタミンの一種で、ビタミンの中で一番最初に発見されたものです。ブドウ糖をエネルギーに変換する際に必要な栄養素です。

ビタミンB1は体内で合成できない為、食事などで外から摂取する必要があります。その最低推薦摂取量は成人で約1.5mg/日と設定されています。ぶたヒレ肉100g強分に相当します。体内で合成できないビタミンを必須ビタミンと言います。

ビタミンB1は水溶性の為、沢山摂っても余剰分は尿と一緒に排出されますから摂取量上限はありません。通常の食事をとっている場合であれば足りる数値ではあります。しかし激しいスポーツや糖質を沢山摂る人はエネルギーの生成が多い為、ビタミンB1を多めに摂ることをおすすめします。

ビタミンB1は加熱に弱いので、短時間の加熱処理か溶け出したビタミンごと食べられるスープがいいでしょう。玉ねぎやにんにくの含まれるアリシンと一緒に摂ると効率的に吸収してくれます。

  • 水溶性ビタミンの一種
  • 体内合成できない(必須ビタミン)
  • 最低推薦量は1.5mg/日以上
  • 加熱処理に弱い

ビタミンB1が足りないとどうなるか

江戸時代から昭和初期にかけて多くの死者を出してきた脚気はビタミンB1の不足が原因でした。現在ではビタミンという栄養素は周知されている為、脚気にかかる人はほとんどみられなくなりました。

ブドウ糖からエネルギーを生成する際、ビタミンB1が必要です。もし不足しているとエネルギーが生成出来ず、食欲不振、疲労、だるさなどの症状があらわれます。ひどくなると脳や神経に障害を起こします。

インスタント食品にばかり頼っているとビタミンB1が不足し、現代でも脚気にかかる人がいます。体内で合成できないので食事生活を正しビタミンを意識して摂りましょう。

  • エネルギー生成ができない
  • 脚気にかかる
  • 脳や神経に障害が起こる
  • インスタント食品に頼りすぎはNG

ビタミンB1を多く含む食材

主に肉類や魚類、豆類、穀類などに多く含まれます。その中でもぶたヒレ肉が最も多くビタミンB1を含有しています。しかしビタミンB1は熱に弱いので加熱しすぎによるビタミンの損失も考えられます。

なので以下の数値が丸々摂れると考えるのではなく、加熱後の損失も加味して多めに食べる事を推薦します。また、にんにくや玉ねぎと一緒に食べることで吸収率をあげてやるのもひとつの方法です。

  • ぶたヒレ肉:1.32mg
  • ぶたもも肉:0.96mg
  • ぶたロース:0.8mg
  • うなぎ:0.75mg
  • かつお節:0.55mg
  • 玄米:0.16mg

※上記はすべて可食部100gあたりの成分量となります。

ビタミンB1のおすすめサプリメント

加熱によるビタミンの損失など考えられるので、サプリメントから摂取する方がはるかに効果的です。

上記の成分量を元に計算上は10mg食べていたのに実際は全然足りていなかったという事もあります。なのでそうならない為にもビタミンB1はサプリメントから摂取しましょう。

  • 1日2粒なので2回に分けて飲める
  • 1粒あたり14mg
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