パントテン酸の4つの事【幅広い食品に含まれる】
パントテン酸とは
パントテン酸は、水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB5とも言われていました。特に幅広い食品に含まれています。
パントテン酸の“pan”は「いたるところ」「どこにでもある」という意味のギリシャ語に由来します。
幅広い食品に含まれているところからその名が付いたとされています。
なのでパントテン酸は意識して摂らずとも何かしらの食べ物から摂取しているので欠乏症の心配はありません。
カフェインを含む飲み物やアルコールを沢山飲む人は多くのパントテン酸が必要になります。抗生剤を飲んでいる方もパントテン酸が不足気味になるので食事でしっかり補給してあげましょう。
パントテン酸は、その他のB郡と同じように、糖質、脂質、たんぱく質の代謝に大きく関わってくる補酵素の役割があります。肌や皮膚の健康状態を保つことや、口内炎や湿疹、皮膚炎などの症状を和らげる機能が特徴です。
推薦摂取量は成人で5mg/日です。過剰摂取による健康被害の報告はありませんので上限の設定はありません。
パントテン酸が足りないとどうなるか
代謝の手助けをする補酵素濃度が低下するので、疲れやすさを感じたり、食欲低下、便秘などの症状がみられます。症状がひどくなるようであれば、頭痛やめまい、動悸が起こり、さらに進行すると知覚の異常や激痛、麻痺や臓器の機能不全、成長停止が起こります。
しかし、先程も言いました通りパントテン酸は多くの食品に含まれています。なので普通の食事を摂っていれば、そのような症状は出ないでしょう。もし出たらパントテン酸以外の原因を疑う方が正しいと思います。
パントテン酸を多く含む食材
主に、肉類、きのこ類、乳製品、魚介類など様々な食品に含まれています。その中でもレバーが各ビタミンを多く含んでいますが、熱を加えないと食べられないのでビタミンが破壊され減少したりします。
パントテン酸のおすすめサプリメント
パントテン酸は食品から摂取できるので意識して摂るというより、その他のビタミンのサプリメントに含まれている程度で大丈夫です。現代人はビタミンB郡が不足がちですからB郡がまとめて摂れるサプリメントがおすすめです。