ビタミンKの4つの事【丈夫な骨に不可欠】

ビタミンKとは

ビタミンKは脂溶性ビタミンの一種で、血液凝固に関与するものです。血液が凝固するのには、血液凝固因子が必要ですが、その因子が肝臓で生成される時にビタミンKが補酵素として働きます。
ビタミンKが欠乏すると、血液が固まりにくくなり出血がなかなか止まらなくなります。

またビタミンKは丈夫な骨をつくるのにも必要で、骨に存在するたんぱく質を活性化し、カルシウムを骨に定着させるよう促す作用があります。
そのほかにも動脈の石灰化を抑制する作用もあります。

ビタミンKの推薦摂取量は、成人で150μg/日です。過剰摂取による健康被害の報告がないことから上限の設定はされておりません。

ビタミンKが足りないとどうなるか

ビタミンKが欠乏すると、血液の凝固に必要な因子が作られず出血が止まりにくくなります。

ビタミンKの吸収は胆汁の存在のもとに小腸で行われているため、加齢と共に胆汁の分泌量が減少するとビタミンKの吸収率も減少してしまいます。

しかし体内合成ができることから、通常の食事をしている限り不足するような事はないでしょう。

ビタミンKを多く含む食材

主に藻類、野菜類、豆類などに多く含まれるが、基本的にパントテン酸と同様多くの食材に含有しいているため特にこだわる必要はない。

ビタミンKのおすすめサプリメント

ビタミンKは食事や体内合成から補給されますが、上限はないため丈夫な骨を作りたい方は食事と並行して摂取するのもいいですね。
カルシウムと一緒に摂取するとより効果を実感できそうです。