ビオチンの4つの事【美容の味方】
ビオチンとは
ビオチンは水溶性ビタミンでB郡の一種で、皮膚や粘膜の維持に深く関わり、皮膚の炎症を防止する作用があります。
体内で、糖やアミノ酸、脂質の代謝に関わる補酵素として働き、エネルギー生産を手助けしています。アミノ酸は体内でコラーゲンなどを合成する際の材料になります。
ビオチンはそれの手助けをしてくれるので髪や爪などを健康に保つために必要です。美容にとって重要なビタミンと言えますね。
ビオチンは腸内細菌のはたらきで合成されますが微量のため、食事などで摂取する必要があります。推薦摂取量は成人で50μg/日です。過剰摂取をしても、余剰分は尿と一緒に排出されますから上限の設定はされていません。
ビオチンが足りないとどうなるか
ビオチンが不足すると、皮膚炎や結膜炎などの症状がおこります。白髪の増加も引き起こす可能性があるので、気になりだしたらビオチンを摂ってみてはいかがでしょう。
関節に炎症を起こして腫れたりする「リウマチ」や涙腺や唾液腺などの分泌腺が炎症したりする可能性があります。
ただし、通常の食事をしている場合ビオチンが不足することは希なので、欠乏症は気にしなくても大丈夫です。それよりも尿と一緒に排出されるので定期的に摂取することを心がけ、常に体内にビオチンが充満している状態を作り出しましょう。
ビオチンを多く含む食材
主に、きのこ類、肉類、卵類などに多く含まれます。ビオチンは、水に溶けやすく、熱や光、酸には強いのでスープや蒸し料理だと流れ出ずに摂取できます。
生卵に含まれるアビジンという物質がビオチンの吸収を妨げます。アビジンは加熱により変性しその影響を抑えることができますので、卵は加熱処理をして食べるといいでしょう。
ビオチンのおすすめサプリメント
通常の食事で不足することは希ですが、しっかり摂取することに越したことはありません。余剰分も尿と一緒に排出されることから、継続的に摂取しておきましょう。その場合サプリメントが効率的です。